和歌山市は市内北部にある阪和自動車道の和歌山北インターのフルインター化を推進するため、国に要望することになりました。

和歌山市の尾花正啓市長が記者会見して明らかにしました。

それによりますと、和歌山北インターは大阪方面への入り口と大阪方面からの出口のインターで、双方向で利用できるフルインター化を要望しています。インター周辺には物流の拠点があったり、紀ノ川の六十谷水管橋の崩落事故を受けて、六十谷橋が通行止めになり、朝夕のラッシュ時を中心に周辺地域での交通渋滞が発生しています。

現在１日およそ３６００台の利用がありますがフルインター化することで現在一日の利用台数が２０３０年には１日２１００台増えると見込んでいます。

市ではあす以降、尾花市長が上京し県選出の国会議員や国交省を訪問し要望活動をすることにしています。

また、国への要望活動では今回の送水管崩落を受け水道設備の老朽化対策や代替機能確保のための補助制度などについても要望することにしています。