春季近畿高校野球、智辯和歌山が決勝へ
2022年05月28日 17時48分
和歌山市の紀三井寺公園野球場で開かれている春季近畿高校野球大会はきょう(28日)、準決勝2試合が行われ、県代表の智辯和歌山が兵庫の報徳学園を破って決勝進出を決めました。
準決勝第1試合では、県予選優勝の智辯和歌山と1回戦で県予選3位の市立和歌山を破った兵庫の報徳学園が対戦しました。
1点を先制された智辯和歌山は3回裏、フォアボールなどに2本の長短打を絡めて3点を挙げて逆転、4回裏と6回裏にも1点ずつ追加して5対1とリードを広げます。
このあと、報徳学園に1点差まで追い上げられますが、先発・塩路(しおじ)に代わって最終回にマウンドに上がった武本(たけもと)が、報徳学園の攻撃を無得点に抑えて反撃を断ち、5対4で勝って決勝進出を決めました。
また、準決勝第2試合では大阪の大阪桐蔭と滋賀の近江という、この春の選抜大会決勝と同じ顔合わせとなりましたが、11対2で大阪桐蔭が選抜大会に続いて近江を破り、決勝進出を決めました。
決勝戦は、あす(29日)午後1時から紀三井寺公園野球場で行われます。