焼き物の良さや、作る楽しさを実際に体験して知ってもらおうという陶芸体験教室が、きょうとあす、岩出市の県植物公園緑花センター東展示室で開かれています。

これは、岩出市の工房「根来一乗窯（いちじょうがま）」を拠点に活動する陶芸作家、清水均佳（しみず・まさよし）さんが開いたもので、参加者は、清水さんから指導を受けながら、信楽の陶土と電動の轆轤を使って、茶わんや皿などの製作を体験しました。

和歌山市から来たという６０代の夫婦は「平皿とサラダボールを作りました。土の感触は優しく、先生が丁寧に教えてくれました」と、出来栄えに満足した様子でした。

会場には、清水さんの新作陶器の展示や、陶芸教室の生徒による実用的な食器など３００点の即売も行われ、お目当ての陶器を買い求める見物客の姿も見られました。

主催の清水さんは「教室に参加した人は楽しい、土の感触が気持ちいいと言ってくれます。体験を通して焼き物の良さを知ってもらえれば」と話していました。

体験教室はあすも、午前１０時から午後４時まで、岩出市の県植物公園緑花センター東展示室で開かれます。