有吉佐和子記念館、6月5日オープン

2022年05月24日 18時58分

歴史・文化社会

和歌山市出身のベストセラー作家、有吉佐和子(ありよし・さわこ)さんの東京の邸宅を移転・復元した「有吉佐和子記念館」が、来月(6月)5日、和歌山市にオープンします。

これは、和歌山市が、郷土の作家、有吉佐和子さんを顕彰し、市民が文化・芸術に親しむ交流拠点として、賃貸住宅センター・社長、塚本治雄(つかもと・はるお)さんの寄付によって設立された「基金」を活用して、和歌山市伝法橋南ノ丁(でんぽうばしみなみのちょう)の原付駐輪場跡地におよそ1億4000万円をかけて整備したものです。

記念館は、木造2階建てで、2階には、有吉さんが実際に使っていた机や椅子などを展示する書斎や、茶室を含む和室が再現され、1階には、小説「紀ノ川」などに関する貴重な資料を集めた展示室と、カフェが設けられ、お茶やランチが提供されます。

6月5日は、午前11時からオープニングセレモニーが行われ、正午から一般公開されます。そして、11日には、開館記念イベントとして、朗読劇や端唄(はうた)の演奏、地唄舞(じうたまい)などが行われます。

記念館は、午前9時から午後5時まで開館し、入場は無料で、水曜が休館日となります。

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