【新型コロナ】新規感染261人感染 クラスター2件

2022年05月20日 20時53分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(5/20)、新型コロナウイルスの感染者として県内で新たに261人を確認したと発表し、県内の累計感染者数は、死亡した117人を含めて4万411人となりました。

感染状況を発表する野尻技監(2022年5月20日・県庁記者会見室で)

きょう新たに感染が確認されたのは、乳児から90歳代までの男女261人で、きのう(5/19)より55人増えた一方、前の週の金曜日より50人減りました。

現在、入院しているのは181人で、コロナ用病床の使用率は29・5%、このうち、酸素投与が必要な重症者は5人、自宅やホテルで療養している人は1409人となっています。

直近一週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が、きのうより5・4ポイント下がって178・3人となりました。

きょう感染が判明した261人の保健所管内別の内訳は、和歌山市が139人で4日連続の100人台となっているほか、海南が7人、岩出が46人、橋本が14人、湯浅が7人、御坊が6人、田辺が30人、新宮が12人となっています。

この現状について、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「全体としては、減少傾向だが、県内の感染状況に大きく影響する和歌山市の感染がなかなか止まらないので、引き続き注意が必要。特に和歌山市では、クラスターにはなっていないものの、病院内での院内感染が多数見受けられ、大変、危惧している」と指摘しました。

また、県内では、きょう、2つのクラスターが認定されました。364例目のクラスターは、田辺保健所管内の小学校で、これまでに児童8人の感染が確認されていて、小学校では、今月23日まで学年閉鎖の措置がとられています。また、365例目は、岩出保健所管内の高齢者向けグループホームで、職員と入所者あわせて10人の感染が判明していて、新規の入所と退所を取りやめています。また、すでにクラスターと認定されている和歌山市の病院では、新たに2人の感染が確認され、感染者数は、あわせて33人となっています。

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