脱炭素社会を目指すプロジェクトチーム発足

2022年05月18日 19時56分

社会経済

国が2050年に温室効果ガスの排出を全体としてゼロを目指している、カーボンニュートラルについて和歌山市も取組を強化するため、脱炭素先行地域を定めて再生エネルギーを活用した社会づくりを進めていくことになりました。

会議で担当職員にあいさつする尾花市長(和歌山市で)

関係者による初会合がきょう(18日)和歌山市役所で行われ、関係部署の職員が、概要の説明を受けました。

市の計画によりますと市内中心部の市の公共施設で、太陽光発電を取り入れたり、LEDの電灯を取り入れるなどして発電所からの電力を抑制していくほか、市のゴミ収集車や、路線バスに電気自動車を導入するなどして環境負荷の軽減に努めていくことにしています。

脱炭素先行地域を支援する国の制度に応募し、決定されれば、今年度から5カ年計画で取り組んでいくことにしています。

それにより、2026年度には対象地域で行う事業の電力についてのカーボンニュートラルの割合を半減させる目標を掲げています。

和歌山市の尾花正啓市長は、水上交通などにも挑戦し、環境の負荷を減らす取組を強化していきたいとしていて全市的にも取り組みを広げていきたい考えです。

市では、今後各部局が連携し、どんな取組ができるかについて取りまとめて国に提案していくことにしています。

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