「原水爆禁止国民平和大行進」和歌山市で
2022年05月14日 18時22分
原水爆の禁止を訴えながら全国を巡る「2022年 原水爆禁止国民平和大行進」が、きょう(14日)和歌山市で行われ、核兵器の無い平和な世界の実現を訴えました。
これは、和歌山県原水協などによる実行委員会が、全国運動の「原水爆禁止国民平和大行進」の一環として毎年行っているもので、ことしは、武力の威嚇、行使を禁じた国連憲章に違反するロシアのウクライナ侵攻や核兵器による威嚇に強く抗議し、ウクライナからロシア軍の撤退を求めて取り組んでいます。
きょう午前、和歌山市役所前の広場で出発集会を開いたあと、核兵器のない世界や平和の実現を訴えるのぼりや横断幕、「ウクライナに平和を」などと書かれた手作りのプラカードを沿道の人たちにも見えるように持って、強風の中力強く行進しました。
「原水爆禁止国民平和大行進」は、1958年から始まり、65回目となることし(2022年)も、5月から8月上旬にかけて、被爆地の広島を目指して、全国各地で市民が行進します。
和歌山県の平和大行進は、今月6日に橋本市をスタートし、県内30の市町村をめぐり、来月(6月)8日に三重県紀宝町に横断幕を引き渡します。ゴールとなる広島市の平和公園には、 8月4日に到着する予定です。