「和歌祭を語ろう」 紀州の和菓子と文化を考える会

2022年05月09日 20時22分

イベント歴史・文化社会経済

今年で400年の節目の年を迎える今月(5月)15日の和歌祭を前に、このまつりについて学び、和歌祭の思い出を語り合おうという催しが、まつり前日の今月14日に和歌山市の和歌山県公館で開かれます。

これは、城下町の時代からの歴史を持つ和歌祭を通して和菓子文化とまちづくりについて考えようと、「紀州の和菓子と文化を考える会」が主催するものです。

当日は、講演とトークイベントが行われ、はじめに、県立紀伊風土記の丘・主査学芸員の蘇理剛志(そり・たけし)さんが「和歌祭と和歌山城下のくらし」と題して講演します。

また、この後のトークイベントは、「私の和歌祭の思い出」というテーマで行われ、参加者が、それぞれの思い出を披露し、語り合います。

また、このイベントでは、紀州東照宮の太鼓に感銘を受けて制作された和歌山市の和菓子店、紫香庵(しこうあん)の『紀州太鼓』などの和菓子が振舞われます。

紀州の和菓子と文化を考える会の鈴木裕範(すずき・ひろのり)代表は、「この機会に、ふるさとのまつりについて詳しく知ってもらい、まつりが地域に存在することの意味、まつりの魅力をもう一度、見つめなおし、考えてもらいたい」と話しています。

主催する紀州の文化と和菓子を考える会では、会員以外の参加も募っています。当日の参加も可能ということですが、「できる限り、事前に予約してほしい」としてメールで申し込むよう呼びかけています。

メールアドレスは、kishuwagashi@gmail・comです。

なお、当日は、和菓子代などとして1人につき700円の参加費が必要です。

紀州の文化と和菓子を考える会のイベントは、今月14日の午後2時から和歌山市和歌浦中の和歌山県公館で開かれます。受付は、午後1時30分からとなっています。

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