【新型コロナ】県内で239人の感染と1件のクラスターを確認

2022年05月09日 18時42分

災害・防災社会

和歌山県はきょう(9日)未就学児から90代までの男女239人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。県内の感染者の累計は亡くなった117人を含め3万7643人です。

県によりますと月曜日に感染者が県内で200人を超えるのは2月21日以来11週ぶりです。

保健所別の感染者の累計は、和歌山市が106人、田辺、40人、岩出34人、橋本28人、海南13人、湯浅9人、新宮5人、御坊と県外がそれぞれ2人です。

人口10万人当たりの感染者数は150・7人できのう(8日)より15・2ポイント上昇しています。

現在入院している人は141人で、ホテルや自宅での療養者は1165人です。

新たなクラスターは和歌山市保健所の高校1件で同じ運動部6人が感染しました。県内のクラスターの累計は339件目です。

このクラスターはすでにクラスターが確認されている御坊保健所管内の高校の運動部の感染者の調査の中で判明したものです。5月3日に県内3校と県外の高校運動部が練習試合をして感染が広がった可能性があります。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、帰省による会食やバーベキューでの感染が目立っていると話し、連休で人々の往来が増えたことによる今週の感染傾向に注目しています。

また和歌山市衛生研究所が行った第6波のPCR検査の陽性者に対し併せて変異株調査を行ったところ、3月下旬から4月には感染者のウイルスがBA 2に置き換わっていることがわかりました。特に4月22日から28日までの間の調査では陽性者のおよそ9割がBA2に置き換わっていることがわかりました。

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