競輪GⅠ日本選手権、東口は決勝8着

2022年05月08日 18時56分

スポーツ

競輪の実力日本一を決めるGⅠ(ジーワン)レース「第76回日本(にほん)選手権競輪」の最終日がきょう(8日)、福島県のいわき平(たいら)競輪場で行われ、決勝に進んだ和歌山北高校出身の東口善朋(ひがしぐち・よしとも)は、見せ場をつくれず、9人中8着に終わりました。

1周400メートルのバンク6周で争われた決勝で、東口は、東京オリンピック自転車競技日本代表で福井の脇本雄太(わきもと・ゆうた)を先頭とする近畿ラインの3番手でレースを進めました。レースは、残り2周から、栃木の眞杉匠(ますぎ・たくみ)が逃げを打ち、残り1周、7番手から、脇本が猛然と捲(まく)りを仕掛けました。しかし、東口は、発進のタイミングが合わず、離れてしまい、見せ場がないまま8着でゴールし、和歌山県勢として、半世紀ぶり以上となるGⅠレース優勝はなりませんでした。

結果、捲りを成功させた脇本が、おととし(2020年)10月に前橋で行われた「寛仁親王牌(ともひとしんのうはい)」以来となる自身6度目のGⅠ優勝を果たし、2着には、脇本の後ろをめぐっての捌(さば)き合いを制した地元・福島の佐藤慎太郎(さとう・しんたろう)が入りました。

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