【新型コロナ】新たに234人、クラスター1件

2022年05月08日 17時42分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(8日)、県内で、新たに、未就学児から80代までの男女、あわせて234人が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。新規感染者は、前日より39人減りましたが、前の週の同じ曜日(先週の日曜日)に比べ、57人増加しました。県内の感染者の累計は、死亡した117人を含め、3万7404人です。

記者発表する県福祉保健部の野尻孝子技監

直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は、県全体が135人で、前の週の同じ曜日より6・1ポイント増えています。

新たなクラスターは、田辺保健所管内のグループホーム1件で、10人の感染が確認され、県内のクラスターは、あわせて338件になりました。また、すでにクラスターとなっている団体や施設4件で感染者の増加が確認されました。このうち、和歌山市の県立医科大学附属病院の病棟クラスターでは、同じ階にある別の病棟でも感染が確認され、入院患者6人と、医師や看護師、あわせて20人の感染が確認されました。この病棟クラスターの感染者は、26人になりました。県立医大病院では、これらの病棟の入退院を取りやめますが、外来診療は予定通り行います。

新規感染者の保健所管内別の内訳は、和歌山市が93人、岩出が37人、田辺が27人、橋本が24人、湯浅が22人、海南が14人、御坊が8人、新宮が6人、それに、県外が3人となっています。現在、入院しているのは136人で、ホテルや自宅での療養者は1050人です。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「県外からの帰省で、感染が広がったケースや、マスクなしになりやすい運動部での感染が広がったケースなどがある。また、連休で、往来が増えたことによる感染は否めない」と話し、連休明けの状況に注意したいとしています。

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