和歌山県の「楽しみながら学ぶ！災害対応シミュレーションゲーム『きいちゃんの災害避難ゲーム』」が、「ジャパン・レジリエンス・アワード＝強靭化(きょうじんか)大賞＝２０２２」で最優秀賞を受賞しました。

この賞は、全国で展開されている次世代に向けた強靱な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに関し、技術開発や製品開発などに取り組んでいる企業や団体を発掘・評価、表彰するものです。

「きいちゃんの避難ゲーム」は、子どもから高齢者まで、多くの人に正しい知識を持ってもらい、防災意識を高めてもらうツールで、津波からの避難や避難所運営について、楽しみながら実践的に学び、体験できるボードゲームです。そして、県が実施する地域防災リーダー育成塾や、体験型の防災学習の出前講座などで活用されているほか、学校や企業などに貸し出され、地域の防災学習に役立てられています。

最優秀賞は、グランプリ・準グランプリに次ぐ賞で、先月（４月）２７日に、都内の会議場で表彰式が行われました。