【新型コロナ】県内で138人の感染と90代2人の死亡を確認

2022年05月04日 19時04分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(4日)県内で新たに乳児から80代までの男女138人が新型コロナウイルスに感染し、90代の男女2人が死亡したことを確認したと発表しました。県内の感染者の累計は亡くなった117人を含め3万6千565人です。また入院している人は149人で、自宅やホテル療養者は1011人です。

新たなクラスターは2件で県の累計で329件目となりました。岩出保健所管内の市役所で8人、湯浅保健所管内の小学校で児童5人の感染となっています。このうち市役所のクラスターでは不特定の市民と接触する職場ではないということで、濃厚接触していない職員によって業務を引き続き行っています。一方、小学校のクラスターは児童が学外の運動クラブの活動で陽性者と接触したことで感染が広まったのではないかとみられています。

保健所別の内訳は和歌山市が51人、岩出28人、橋本17人、湯浅11人、田辺10人、海南と新宮がそれぞれ7人、御坊6人、県外が1人です。

県内の人口10万人当たりの感染者数は133・2人できのうより15・8ポイントの減少で、5日間連続の減少となっています。

またきょうまでに亡くなった2人はいずれも御坊保健所管内に住む90代の男女で女性は老人介護保険施設に入所していて感染が確認され、おととい(2日)新型コロナウイルス感染症で死亡しました。

また男性は自宅で生活していて感染が確認され、一時症状が改善しましたが、その後悪化しきょう(4日)新型コロナウイルス感染症による肺炎で死亡しました。新型コロナウイルス第6波での県内の死者は55人で、ワクチン接種済みの死亡者は7人です。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「感染者は減少傾向にあるが、気を緩めずに感染予防対策をとってほしい」と呼びかけていて、連休で県内外の往来が活発になっていることを受け、連休明けの感染状況を見守る必要があると警戒しています。

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