白い砂浜のリゾートとして人気が高い白浜町の白良浜できょう（５／３）、海開きが行われ、テープカットを合図に海水浴客らは一斉に海へと駆け込み、初泳ぎを楽しんでいました。

5月の海開きは６年ぶりで、南紀白浜観光協会によりますと、本州で最も早いということです。

砂浜で行われた海開きの神事では、関係者が参加して、砂浜が開設される８月末までの無事を祈りました。神事の後、白浜町の井澗誠（いたに・まこと）町長は、「ここ２年間は大変な状況だった。安心安全で快適なビーチを開設したい」と挨拶しました。

大阪府堺市から家族７人で来たという５４歳の男性は、「新型コロナウイルスの感染拡大のため、子どもらは家の中ばかりでかわいそうだった。久しぶりに外で楽しめてよかった」と話しました。

白良浜は、ハワイのワイキキビーチと姉妹関係を結んでいて、２０１９年まで海水浴客は４０万人を超えていましたが、新型コロナの影響で減少し、去年はおよそ１７万２千人でした。