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21年前の思い出開封・有功中学校

2022年04月30日 18時54分

教育

和歌山市六十谷(むそた)の市立有功(いさお)中学校できょう(30日)、21年前に埋められたタイムカプセルの開封式が行われ、中から出てきた作文を照れくさそうな表情を浮かべながら読み返す卒業生の姿が見られました。

自分の作文を探す卒業生

きょう開封された直径およそ30センチ、高さおよそ80センチ、円筒形のタイムカプセル2個は、2001年3月3日、当時の全校生徒およそ700人が20年後の自分に向けた作文や思い出の品などを入れて、有功中学校の正面玄関脇の植え込みに埋められたものです。

タイムカプセルは2020年に実行委員やPTAメンバーなどによって既に掘り起こされていて、20年目となる去年(2021年)に開封式を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開催を見送り、1年延期となっていました。

今年はコロナ禍で迎える3年ぶりに行動制限のない大型連休期ということもあり、関東や東北地方といった遠方からも卒業生が駆けつけ、集まった当時の教職員や生徒たちは「誰かわからんかった」「ほんま久しぶり」と再会を喜び合い、当時の思い出話に花を咲かせました。

当時中学3年生だった青木(あおき・)裕史(ひろし)さんは「当時はどうでもいいことも、大人になって見返してみると懐かしい。久しぶりに会った同級生も多く、いいイベントだと思う」 と話していました。

全員で集合写真

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