総本家駿河屋善右衛門、紀の川市に出店

2022年04月29日 19時31分

社会経済

和歌山市に本社のある老舗菓子店「総本家駿河屋善右衛門(するがや・ぜんえもん)」とセカンドブランドの「鶴屋善右衛門(つるや・ぜんえもん)」の新しい店舗が、きょう(4/29)、紀の川市貴志川町にオープンしました。

オープンした駿河屋貴志川店(2022年4月29日)

貴志川店がオープンしたのは、株式会社・総本家駿河屋がかつて店を構えていた紀の川市役所の貴志川支所近くの場所で、「総本家駿河屋善右衛門」としては11店舗目、セカンドブランドの「鶴屋善右衛門」としては6店舗目となります。

今回のオープンにあわせて、貴志川店では、あさって(5/1)までの3日間、すべての商品を1割引で販売していて、オープン初日のきょう、あいにく雨の降る中、午前9時の開店から多くの客が訪れていました。

歩いて訪れた80歳代の夫婦は、「以前、ここに店があった時には、よく買いに来ていました。店を閉めてからは、和歌山市小倉の店舗まで行っていましたが、またここで買えるようになってうれしいですね」と話していました。

総本家駿河屋では、食品ロスをなくすための取り組みとして、特殊な凍結機で作った、日持ちのする、おはぎや大福の冷凍販売をきのう4月28日からすべての店舗で始めていて、これまでの価格の半額になる商品もあります。

株式会社・総本家駿河屋の岡本良太(おかもと・りょうた)社長は、貴志川には、ごひいきにしてくださる方がたくさんいらっしゃるので、今回の出店となりました。鶴屋善右衛門のブランドでは、生菓子の冷凍販売も行っているので、今後、環境にも、財布にも、やさしい商品づくりをしていきたい」と話しました。

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