串本沖でこいのぼり海中を舞う

2022年04月28日 17時47分

社会

ダイビングスポットとして知られる本州最南端の串本町沖にきょう(28日)赤や青、オレンジなど色とりどりの「海中こいのぼり」が設置されました。来月(5月)8日まで潮の流れに揺られてゆったり泳ぐ姿が、ダイバーを楽しませます。暖かい黒潮の影響でさまざまなサンゴが群生する串本の海をPRしようと地元のダイビング事業組合が主催する恒例のイベントです。場所は串本町潮岬沖2000メートルの海域で深さは10メートルです。

海中の岩場にロープを張り、1・5メートルから5メートルのこいのぼりをつないでいます。地元で漁が盛んなカツオとマグロの幟も含め15匹が泳いでいます。

組合の谷口勝政さんは「関西は水温が高く、魚の種類も豊富です。最近珍しいホウセキカサゴが見つかりました。串本の海を楽しんでほしいです」と話しています。

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