【新型コロナ】県内で284人の感染、クラスター3件
2022年04月27日 19時52分
和歌山県はきょう(27日)県内で新たに乳児から90代までの男女284人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。
1日の感染者数は、きのう(26日)より、66人多く、前の週に比べ27人減少しています。現在、国基準の重症者はなく、酸素投与が必要な人は16人です。
県内の感染者数は亡くなった112人を含め、3万5335人になりました。
県内の新たなクラスターは3件で、和歌山市内の病院、高校と海南保健所管内の小学校です。県内のクラスターの累計は320件になりました。
県内の保健所別の感染者数は和歌山市が149人、湯浅32人、岩出31人、海南23人、橋本20人、田辺17人、御坊7人、新宮5人です。
現在入院している人は208人で自宅やホテルで療養している人は1276人です。
きょう(27日)確認された新たなクラスターのうち、和歌山市内の高等学校のクラスターでは7人の感染が確認されました。学校行事で同じ学級の生徒が一緒に食事をしたことで感染が広がりました。
和歌山市内の病院のケースでは職員から入院患者に感染し職員2人と入院患者4人の感染が確認されました。
海南保健所管内の小学校では11人のクラスターとなっていて、同じクラスの児童の間での感染です。
国が高齢者などに対し、4回目のワクチン接種を検討していることについて県福祉保健部の野尻孝子技監は、「国の基準に従って対応する」と述べ、高齢者や基礎疾患のある人の4回目接種に否定しませんでした。