JA和歌山中央会・副読本「わかやまの農林水産業」を県教委に贈呈

2022年04月26日 15時25分

教育社会

JA和歌山中央会は、ことし(2022年度)も、和歌山県内の小学5年生向けの副読本「わかやまの農林水産業」を作成し、県教育委員会に贈呈しました。

県教委の宮﨑教育長(右)に冊子を贈呈するJA和歌山中央会の次本副会長(左)(4月25日・和歌山県庁南別館)
2022年度版の冊子(左:教職員用・右:児童用)

副読本「わかやまの農林水産業」は、学校教育を通じて、子ども達に食料や県内の農林水産業の実態を正しく知ってもらおうと、JA和歌山中央会が1987年度から毎年作成しているものです。第36版となる今年度は、児童用に8699部、教職員用の資料集766部が、県内の小学校と義務教育学校、特別支援学校に贈られました。

きょう(26日)午前、県庁南別館の教育長室にJA和歌山中央会の次本圭吾(つぎもと・けいご)副会長らが訪れ、宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長に冊子を贈呈しました。

次本副会長は「郷土和歌山の農林水産業を教育現場でも理解してもらえるよう、活用して欲しい」とあいさつしました。宮﨑教育長は「これからも、和歌山の農林水産業に関する教育の充実にご協力頂きたい」とお礼を述べました。

進む農業の機械化を紹介するページ

副読本は、社会情勢の変化に伴い、毎年内容を少しずつ改訂しているほか、4年に一度は大改訂も行われています。

和歌山信愛大学の福田光男非常勤講師

開始当初から編集に携わっている、和歌山信愛大学・教育学部の福田光男(ふくだ・みつお)非常勤講師は「担い手不足や、機械化、新品種、SDGs(エスディージーズ)など、最近の農林水産業をとりまく現状もわかりやすくまとめています」と話しています。

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