【新型コロナ】あらたに253人感染

2022年04月23日 18時32分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(23日)あらたに、県内で乳児から90代までの男女253人が、新型コロナウイルスに感染したことが確認され、累計の感染者数は3万4481人となりました。きのう(22日)と比べて41人、先週の土曜日(16日)と比べて3人増えました。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(4月23日・和歌山県庁)

きょう確認された275人の保健所別の内訳は、和歌山市が139人、岩出が29人、湯浅が24人、田辺と新宮がそれぞれ16人、橋本が11人、海南が8人、御坊が7人、県外が3人となっています。

直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は、県全体が188・5人で、きのうより0・3ポイント上昇しています。

現在入院しているのは192人、コロナ用病床の使用率は32・1%で、自宅やホテルなどで療養中の人は1383人です。

また、きょうあらたに、県内で3件のクラスターが確認されました。

このうち、311例目は和歌山市内のサービス付き高齢者住宅で、利用者と職員7人の感染が確認されていて、今月(4月)20日から新たな入退居を停止しています。

312例目は湯浅保健所管内の飲食店で、今月16日に利用した客7人と従業員3人のあわせて10人の感染が確認されていて、客同士の飲食やおしゃべりが原因とみられます。飲食店は今月19日から休業しています。

313例目は湯浅保健所管内の小売業の事業所で、従業員7人の感染が確認されています。7人のうち一部が社外での食事会に参加し、そこで感染して広がったものとみられます。

そして、すでにクラスターと認定された和歌山市内の食事会など2か所で、あらたな感染者が確認されています。


県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「年度の変わり目での飲食での感染拡大が目立つ。黙食や感染対策をしっかりと行うとともに、高齢者施設の職員も引き続き気をつけて欲しい」と話しています。

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