特殊詐欺未遂事件被疑者を逮捕

2022年04月21日 18時06分

事件・事故社会

病気で声が出なくなったと電話をかけ、県内に住む80代の女性をだまし、100万円をだまし取ろうとした男が詐欺未遂容疑で県警に逮捕されたことがわかりました。捕まったのは、自称大阪市の日雇い労働者 前田早哉記(まえだ さやき)容疑者32才です。

警察の調べによりますと前田容疑者は今月19日午前、県内に住む80代の女性宅に病気で声が枯れた息子を装って電話をかけました。そして「急に手術が必要になったので、同僚の母親が300万円を用意してくれたのでいくらか返したい」とうそを言って被害女性から100万円をだまし取ろうとしました。電話で応対に出た金融機関の職員とのやり取りに行き詰まり電話を切って現金の受け渡しには至りませんでした。

その後の警察の調べで前田容疑者が浮かび上がりきょう(21日)までに逮捕したものです。調べに対し男は容疑を否認しているということです。

県内では、重篤な症状の息子をかたって被害者をだます手口の特殊詐欺電話が相次いでいることから警察では、こうした電話がかかったときには、詐欺の手口なので一度電話を切って警察や身近な人に相談するよう呼びかけています。

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