「ゴールデンキッズ」37人に認定証交付
2022年04月16日 18時35分
有望な小学生をトップアスリートに育てる「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト」の認定証交付式が、きょう(16日)和歌山市で行われました。
「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト」は、県内の運動能力の高い小学生を早期に発掘し、オリンピックなどの国際舞台で活躍できるアスリートを育成しようと、県が2006年度からはじめた取り組みで、17年目を迎えます。
今年度は、県内623人の応募の中から、昨年度行われた体力測定会で身体能力が認められた新小学4年生の男女30人と、追加認定された新小学5年生の男女7人のあわせて37人が新たにゴールデンキッズに認定されました。
きょう午後1時半から、和歌山市のホテルアバローム紀の国で行われた交付式で、県教育委員会の宮﨑泉教育長が一人ひとりに認定証を手渡し、「将来みなさんが、大舞台で活躍することを期待しています」と激励しました。
ゴールデンキッズを代表して、紀の川市立安楽川小学校4年の宮村隼人さんとかつらぎ町立妙寺小学校4年の山本華里那さんがそれぞれ決意を述べ、野球をしている宮村さんは「やったことのないスポーツを経験し、色々な発見をしてみたい」と話し、バスケットボールをしている山本さんは「より素早いプレーができるようになりたい。ジュニア駅伝にも出場してみたい」と話しました。
「ゴールデンキッズ発掘プロジェクト」のプログラムは、運動能力の成長が著しい小学4年生から6年生までの3年間行われるもので、選ばれた小学生は、リズム感覚やバランス感覚などの身体能力を高めるプログラムや、ベストパフォーマンスに繋がる食事などを学ぶ「食育プログラム」、コミュニケーション能力などを開発するプログラムなどに参加して未来のトップアスリートを目指します。