【新型コロナ】332人感染・累計3万2163人に

2022年04月14日 18時50分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(14日)あらたに、県内で乳児から90代までの男女332人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。累計の感染者数は、死亡した111人を含め、3万2163人となりました。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(4月14日・和歌山県庁)

きのう(13日)と比べて32人減りましたが、先週の木曜日(7日)と比べて41人増えました。1日の感染者数が300人を超えるのは3日連続です。

きょう確認された332人の保健所別の内訳は、和歌山市が178人、岩出が35人、新宮が32人、橋本と田辺がそれぞれ22人、御坊が17人、海南が15人、湯浅が11人となっています。

直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は、県全体が225・4人で、きのうより4・4ポイント増えていて、70日ぶりに5日連続の上昇です。

現在入院しているのは210人、コロナ用病床の使用率は35・1%で、自宅やホテルなどで療養中の人は1412人です。

また、きょうあらたに、県内で3件のクラスターが確認されました。このうち、292例目は県内の専門学校で、生徒7人の感染が確認されていて、自宅で感染した生徒から寮で拡大したとみています。

293例目は橋本市の県・伊都(いと)振興局建設部で、男女5人の職員の感染が確認されていて、市中感染から広がったとみられています。

また伊都振興局では建設部とは別の部署で、クラスター認定はされていませんが、男性3人の感染が確認されています。現在、伊都振興局の仮設庁舎や本庁舎・建設部への来庁者の立入りを停止しています。

294例目は和歌山市の特別養護老人ホームで、入所者と職員あわせて8人が感染が確認され、現在、入退所を停止しています。

そして、すでにクラスターと認定された田辺保健所管内のグループホームや、岩出保健所管内の事業所の2か所で、あらたな感染者が確認されています。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「再拡大の傾向が続いていて、基本的な予防対策と、3回目のワクチン接種を求める」と話しています。

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