【新型コロナ】160人感染・累計3万1083人に

2022年04月11日 18時05分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(11日)あらたに、県内で乳児から70代までの男女160人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(4月11日・和歌山県庁)

累計の感染者数は、死亡した110人を含め、3万1083人となりました。きのう(10日)と比べて222人減少しましたが、先週の月曜日(4日)と比べて19人増えました。

きょう確認された160人の保健所別の内訳は、和歌山市が55人、岩出が33人、田辺が16人、新宮が15人、橋本が13人、御坊が11人、海南が9人、湯浅が7人、県外が1人となっています。

直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は、県全体が198人で、きのうより2・1ポイント増えています。

現在入院しているのは205人、コロナ用病床の使用率は34・3%で、自宅やホテルなどで療養中の人は1302人です。

また、きょうあらたに、県内で2件のクラスターが確認されました。

このうち288例目は、岩出保健所管内の特別養護老人ホームで入所者と職員あわせて5人の感染が確認され、現在、入退所を停止しています。

289例目は和歌山市の高校で、春休み中の登校日に面談などで登校した生徒と教職員あわせて5人の感染が確認されています。

そして、すでにクラスターと認定された御坊保健所管内の高校や、和歌山市の病院と運動教室の3か所であらたな感染者が確認されています。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「日曜日は検査できる機関が少なくなるので、感染確認者数は下がってくるが、10万人単位の感染者数は県内すべての保健所で100を超えているので、感染は拡大している」と指摘し、引き続き、部活動や大勢での会食・会合などでの感染拡大に注意するよう呼びかけています。

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