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【新型コロナ】272人感染・累計3万353人に

2022年04月08日 22時15分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(9日)あらたに、県内で幼児から90代までの男女272人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。累計の感染者数は、死亡した110人を含め、3万353人となりました。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(4月9日・和歌山県庁)

きのう(8日)と比べて19減少しましたが、先週の金曜日(1日)と比べて40人増えました。

きょう確認された272人の保健所別の内訳は、和歌山市が130人、田辺が41人、岩出が29人、橋本が26人、新宮が22人、湯浅が9人、海南が8人、御坊が7人となっています。

直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は、県全体が192人で、190人以上となるのは、先月(3月)5日以来34日ぶりです。

現在入院しているのは211人、コロナ用病床の使用率は35・3%で、自宅やホテルなどで療養中の人は1239人です。

また、きょうあらたに、今月(4月)2日と3日に和歌山市で開かれた運動教室でクラスターが認定されました。この教室には県内各地から、10歳未満から高校生までの子どもとその保護者、それに関係者が参加していて、このうち、岩出・海南・湯浅・田辺の各保健所管内在住の子ども9人と、保護者と関係者3人の感染が確認されていて、これで県内のクラスターは284例目となりました。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「まだ感染者は上昇傾向にある。新学期に入り更なる増加もあり得るが、3回目のワクチン接種が徐々に進んでいるため、第6波の立ち上がりのような急速な拡大はないかも知れない」と見解を述べた上で「マスクなしの飲食や運動を避け、換気の徹底や院内感染の防止など、それぞれが出来る感染防止対策を続けて欲しい」と呼びかけています。

また、県では、既にクラスターに認定された、田辺市湊(みなと)の飲食店「ドルフィン」に先月(3月)26日から27日に来店した人と、田辺市湊の飲食店「LEGEND(レジェンド)」に先月26日に来店した人に対して、最寄りの保健所への連絡を呼びかけています。

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