【新型コロナ】新規感染291人感染 累計3万人超え

2022年04月07日 19時33分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(4/7)、新型コロナウイルスの感染者として県内で新たに291人を確認したと発表しました。前の週の同じ曜日と比べて100人増えていて、県内の累計感染者数は、3万人を超え、死亡した110人を含めて3万81人となりました。

感染状況を発表する野尻技監(2022年4月7日・県庁記者会見室で)

きょう新たに感染が確認されたのは、乳児から80代までの男女291人で、きのう(4/6)より33人減りましたが、前の週の木曜日より100人増えました。

保健所管内別の内訳は、和歌山市が151人、岩出が32人、田辺が30人、御坊が24人、橋本が20人、新宮が12人、湯浅が11人、海南が10人、県外が1人となっています。

現在、入院しているのは231人で、コロナ用病床の使用率は38・6%、自宅やホテルで療養している人は1220人となっています。

直近一週間の人口10万人当たりの新規感染者数は県全体が、きのうより10・8ポイント上がって187・7人となり、先月(3月)7日以来、31日ぶりに180人を超えました。

また、きょう、283例目のクラスターとして和歌山市の病院が認定されました。これまでに入院患者7人と看護師ら職員5人のあわせて12人の感染が確認されていて、この病院では、きのうから新規の入退院と外来をストップしています。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、あらためて医療機関に対して文書を発する考えを示した上で、「入院患者の中には、基礎疾患のためワクチン接種を一度も受けていない人がいる。一方で、医療機関のスタッフは、3回のワクチン接種を受けているので、感染しても無症状や軽症である場合が多く、そのまま仕事に従事すると、感染を広げてしまう」と指摘し、「スタッフに症状がある場合や、入院患者の状態に変化がある場合には、すみやかに検査を行ってほしい」と呼びかけました。

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