【新型コロナ】324人感染・累計2万9790人に

2022年04月06日 17時49分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(6日)あらたに、県内で乳児から90代までの男女324人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。累計の感染者数は、死亡した110人を含め2万9790人となりました。きのう(5日)と比べて112人、先週の水曜日(3月30日)と比べて101人それぞれ増えています。1日あたりの新規感染者が300人を超えるのは、2月25日以来、40日ぶりです。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(4月6日・和歌山県庁)

きょう確認された324人の保健所別の内訳は、和歌山市が158人、田辺が44人、岩出が35人、御坊が34人、橋本と湯浅がそれぞれ18人、新宮が9人、海南が7人、県外が1人で、御坊と田辺は過去最多となっています。

直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は、県全体が176・9人です。

現在入院しているのは219人、コロナ用病床の使用率は36・6%で、自宅やホテルなどで療養中の人は1181人です。

また、きょうあらたに、御坊保健所管内の高校の運動部で1件のクラスターが認定され、寮生活の生徒11人の感染が確認されています。県外出身の複数の生徒が帰省先で感染し、寮で感染拡大したものとみられ、県内のクラスターはこれで282例となりました。

新規感染者数が再拡大していることについて、県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「第6波の再拡大とみている。節目の帰省で人の動きが活発となり、家族間や友人同士などでのリスクの高い行動が感染拡大に繋がっている」と指摘しています。

なお、県では、既にクラスターに認定された田辺市湊(みなと)の飲食店「ドルフィン」に先月(3月)26日から27日に来店した人と、田辺市湊の飲食店「LEGEND(レジェンド)」に先月26日に来店した人に対して、速やかに最寄りの保健所へ連絡するよう呼びかけています。

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