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日本遺産「葛城修験」デジタルスタンプラリー

2022年04月03日 17時39分

歴史・文化社会

和歌山から大阪、奈良にまたがる日本遺産「葛城修験(かつらぎしゅげん)」ゆかりの地をめぐるデジタルスタンプラリーが始まりました。

これは、多くの人に葛城修験の地を訪れてもらおうと活用推進協議会が、登山地図アプリ「YAMAP(ヤマップ)」と連携して、先月(3月)末にスタートしたもので、専用のアプリをダウンロードし、設定されたランドマークを訪問すると、訪問数に応じて、葛城修験をモチーフにした特製デジタルバッジが獲得できます。

葛城修験は、修験道(しゅげんどう)の開祖(かいそ)、役行者(えんのぎょうじゃ)が最初に修業を積んだ場所とされ、和歌山市の友ヶ島(ともがしま)から和歌山と大阪の府県境の和泉(いずみ)山脈、それに、大阪と奈良の府県境の金剛(こんごう)山地に沿って、28か所に法華経(ほけきょう)の経典を埋めたとされています。

スタンプラリーのランドマークは、この28経塚(きょうづか)を中心にあわせて31か所に設定されています。なお、スタンプラリーの期間は設けられていないため、参加者が自由なペースで楽しむことができ、アプリ上では、ランドマーク訪問の道しるべとなる19のモデルコースも紹介されてます。

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