和歌山県はきょう（２日）、県内で乳児から８０代までの男女２７４人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

感染者の累計は、これまでに亡くなった１１０人を含め、２万８８５３人で、入院している人は１５４人、自宅やホテルでの療養者は１０４７人です。

保健所管内別の感染者数は、和歌山市が１３４人、田辺が、４３人、岩出が２７人、橋本が２２人、湯浅が１８人、御坊が１６人、新宮が１０人、海南が３人、県外が１人です。

新たなクラスターは、和歌山市内で開かれた医師の送別会２件と湯浅保健所管内の保育園、それに田辺市内の飲食店「ＬＥＧＥＮＤ（レジェンド）」の４件で、県ではこの飲食店を先月（３月）２６日の夜から翌日の朝まで利用した人は最寄りの保健所で検査を受けて欲しいと話しています。

医師の送別会で２件のクラスターが発生したことについて県福祉保健部の野尻孝子技監は「大変リスクの高い行為」とし、再発防止を指示したことを明らかにしました。

県内で一日の感染者が２５０人を超えるのは、３月５日に２７５人になって以来２８日ぶり、人口１０万にあたりの感染者数は１５３・２人で１５０人を超えるのは３月１１日以来２２日ぶりです。