幸村らの張り子ひな展示 九度山町で人形めぐり始まる

2022年04月02日 18時40分

イベント

戦国武将真田昌幸(まさゆき)・幸村(ゆきむら)親子ゆかりの地として知られる九度山町では今、恒例の「町家の人形めぐり」が行われています。

人形めぐりは「まちは人と人をつなぐ舞台」をコンセプトに住民有志の会が主催し、今回で14回目となります。

南海高野線の九度山駅前から続くおよそ1キロの商店街「真田のみち」では、店舗や住宅30数軒の玄関などに各家自慢のひな人形や五月人形などが展示されています。

そのうちおよそ80点は、今回のテーマ「紙」にちなんで地元有志が手作りした張り子のひな人形で、春らしいピンクや水色で絵付けされ、幸村や真田十勇士、猫やトラなど温かみのある作品が並んでいて、観光客らが散策を楽しんでいます。

また、特設会場の道の駅「柿の郷(さと)くどやま」には幅4メートル、奥行き3メートル、高さ4メートルの12段に、張り子の巨大びなとひな人形およそ300点が並べられ、すばらしい眺めとなっています。

なおこの「町家の人形めぐり」は、来月(5月)5日まで行われています。

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