和県警本部に新しい2課設置 春の組織改革

2022年04月01日 21時36分

災害・防災社会

和歌山県警察本部の機構改革で、この春から設置される「人身安全対策課」と「警備企画課」の合同発足式がきょう(4/1)、行われ、それぞれの組織を束ねる課長が、決意表明しました。

決意表明する西村人身安全対策課長と遠藤本部長(右)

「人身安全対策課」は、子どもや女性、高齢者や障害者らの虐待事案や行方不明の事案など、人身の安全に関わる対処を一元的に行う司令塔として生活安全企画課の一部と少年課の一部をあわせて新設されたもので、20人で組織されています。一方、「警備企画課」は、サイバー攻撃やテロ、災害などに対応する危機管理機能を強化するため設けられた警備部門の司令塔としての組織で、33人が所属します。

きょう午後、県警本部で開かれた合同発足式では、遠藤剛(えんどう・つよし)本部長が訓示し、「2つの課が安全で安心な和歌山を確立するための屋台骨としての職務を全うし、所期の目的を達成するよう期待します」と述べました。

新課発足にあたって訓示を述べる遠藤本部長

このあと、人身安全対策課の西村章彦(にしむら・あきひこ)課長と警備企画課の永井泰文(ながい・やすふみ)課長が決意表明し、職務に精励し県民の負託にこたえることを誓っていました。

決意表明する永井警備企画課長

このほか、和歌山県警は、この春の機構改革で、有田警察署を湯浅警察署に、串本警察署を新宮警察署にそれぞれ統合し、有田署と串本署を分庁舎として活用していて、54年ぶりの大がかりな組織改正を行っています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55