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南海本線で人身事故 1時間半運休、9500人に影響【午後2時10分現在】

2022年03月31日 14時29分

事件・事故交通社会

きょう(3/31)昼前、和歌山市となんばを結ぶ南海本線の貝塚市の踏切で人身事故があり、南海電鉄は、1時間半にわたって列車の運転を見合わせました。乗客や乗務員にケガはありませんでしたが、踏切内にいた人が死亡し、ダイヤに乱れが出ました。

南海電鉄によりますと、きょう午前11時頃、南海本線の貝塚駅と二色浜駅の間のある大阪府貝塚市の貝塚10号踏切でなんば発和歌山市行きの普通列車の運転士が、遮断機の下りた踏切内に入ってきてしゃがみ込む人を見つけ、急ブレーキをかけましたが、間に合いませんでした。

貝塚警察署によりますと、この事故で、成人とみられる女性が死亡しました。

また、この事故の影響で、南海本線の春木と泉佐野の間と、空港線の泉佐野・関西空港間(かん)の上下線で列車の運転が見合わせとなり、あわせて68本の列車に最大1時間37分の遅れが出て、乗客およそ9500人に影響しました。

いまは、ほぼ正常ダイヤに戻っています。

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