JR紀勢線サイクルトレイン営業区間を延長

2022年03月30日 19時00分

交通社会経済

JR西日本和歌山支社は去年9月から行っている自転車をそのまま電車に持ち込めるサービス「サイクルトレイン」を新年度も行うことになり、実施区間も延長されることになりました。

サイクルトレインは紀伊田辺駅と新宮駅間の一部の普通列車に自転車をそのまま載せて好きな駅で降りられるサービスで、サイクリング愛好者に人気です。

去年9月から今月中旬までの間土日を中心におよそ2400人が利用者があり、半数が県内、残りの半数は主に近畿地方で、関東や東北、北海道の利用者もあったということです。JR西日本和歌山支社では、4月1日から御坊駅と紀伊田辺駅間も利用できるようになります。

また利用客が多い駅では階段にスロープを設けたり乗車位置を表示したり、サイクルスタンドや記念撮影用のフォトスタンドを設置するなど利便性を図ります。

このほか遠方からの利用客に対し特急くろしおとレンタサイクルを組み合わせたモデルコースを提案するなど利用をPRします。

このサイクルトレインは家庭用の自転車を乗せて利用することもできるため、買い物や通院などでも活用でき、地元の人の活用にも期待が寄せられています。

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