【新型コロナ】新たに142人感染、1人死亡

2022年03月27日 17時32分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(27日)、県内で、新たに、乳児から90代までの男女142人が、新型コロナウイルスに感染し、呼吸器系の基礎疾患が複数あった和歌山市の80代の男性1人が死亡したと発表しました。

死亡した男性は、3回目のワクチンを接種した後に感染したということで、県内では初めての死亡例となりました。

記者発表する和歌山県福祉保健部の野尻孝子技監(27日)

県内の累計感染者数は、死亡した109人を含め、2万7580人です。現在入院しているのは、138人、自宅やホテルで療養しているのは、693人です。

新規感染者の保健所管内別内訳は、和歌山市が79人、岩出が17人、海南が12人、新宮が11人、橋本が10人、田辺が5人、湯浅と御坊がそれぞれ3人、それに、県外が2人です。

新たなクラスターの認定は、和歌山市内の小学校の1件で、11人の感染が確認されました。県内でのクラスターは267例目です。

また、オミクロン株の変異株BA・2の感染がゲノム解析によって新たに5人わかり、県内の感染者は9人になりました。

新規感染者は、前日より12人減りましたが、前の週の同じ曜日より16人増えています。

また、人口10万人あたりの県全体の感染者数は107・5人、和歌山市が142・5人となっています。

県では、花見や行楽などで、会食などの機会が増えるため、引き続き、感染予防対策に注意するよう呼びかけています。

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