羽衣国際大学の学生が湯浅町で三宝柑のスイーツ試食会

2022年03月25日 18時24分

イベント教育社会

羽衣(はごろも)国際大学の学生が考案した「三宝柑(さんぼうかん)」を使った100食限定のスイーツ試食会が、きょう(25日)湯浅町(ゆあさちょう)役場で開かれました。

試食会に参加した食クリエイトコースの学生ら(3月25日・湯浅町役場)

大阪府堺市にキャンパスがある羽衣国際大学は、2014年度から湯浅町との共同プロジェクト「大学のふるさと」制度の協定を結んでいて、その一環として、食クリエイトコースの学生たちが、湯浅町の特産品「みかん」を使ったスイーツの開発に取り組んでいます。

商品開発の過程を示すパネル

食クリエイトコースの市田(いちだ)ゼミでは、おととし(2020年)湯浅町の特産品「三宝柑」や「みかん」についての食材研究で加工法を学び、去年(2021年)から加工した食材を使った商品開発が行われていて、きょうの試食会で商品開発した2品が振舞われました。

三宝柑を使ったクッキー(左)とピールショコラ(右)

出されたのは三宝柑を使った「ピールショコラ」と「クッキー」です。ピールショコラは三宝柑の皮をシロップに漬け込み、チョコレートでコーティングしたもので、クッキーは三宝柑の皮と果汁が用いられています。

試食後はアンケートが行われ、この結果をもとに、ことし(2022年)は「湯浅町のお土産」を考案・商品化し、将来的にはふるさと納税の返礼品を目指しているということです。

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