【新型コロナ】148人感染・累計27284人に

2022年03月25日 18時28分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(25日)あらたに、県内で幼児から70代までの男女148人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。累計の感染者数は、死亡した108人を含め、2万7284人となりました。

きょうの感染状況を発表する野尻技監(3月25日・和歌山県庁)

きょう確認された148人の保健所別の内訳は、和歌山市が58人、岩出が27人、新宮が14人、橋本と田辺がそれぞれ13人、海南が10人、湯浅と海南がそれぞれ5人、県外が3人です。

直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は、県全体が106・6人で、きのう(24日)より3・1ポイント減少しています。

現在入院しているのは128人、コロナ用病床の使用率は20・8%で、自宅やホテルなどで療養中の人は691人です。

また、きょうあらたに、県内で2件のクラスターが認定され、 県内のクラスターはこれで266例となりました。265例目は、岩出保健所管内のこども園で、児童と職員あわせて9人の感染が確認され、今月(3月)27日まで学級閉鎖を行っています。266例目は和歌山市の建設業の事業所で従業員8人の感染が確認され、食事の際にマスクを着用していなかったことが感染の原因とみられています。

そして、すでにクラスターに認定されている高校や病院など4か所で、あらたに感染者が確認されています。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「感染者は減少傾向にあるが、活動が活発な20代の感染が多く、引き続き注視したい」と話しています。

また、きょう、県内でクラスターでの陽性が確認された10代の男性1人が、厚生労働省の指示によるゲノム解析の結果、変異株のBA-2への感染だったことが判明し、県内のBA-2の確認はこれで4人目となりました。

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