自民党世耕氏、首相に意欲 将来の衆院くら替え目指す
2022年03月20日 13時17分
和歌山選挙区選出で、自民党の世耕弘成(せこう・ひろしげ)参議院幹事長は、きょう(20日)放送のBSテレ東の番組で、将来的に衆議院にくら替えし、首相を目指す考えを示しました。世耕氏は、「政治家になった以上は、チャンスがあれば国のかじ取りをするトップの立場をやってみたい」と述べました。
1票の格差を是正する衆議院小選挙区定数の「10増10減」で、和歌山県の定数は3から2に減り、二階俊博(にかい・としひろ)元幹事長ら、自民党現職がすでに2人いる中でのくら替えに関し、「地元とよく話をして、円満な形でいければ」と語りました。
衆議院の格差是正では、「世論調査でも、都会の議員を増やすのはいかがなものかという声が大きい」と指摘し、「3増3減」も選択肢と主張しました。「3増3減」だと和歌山は減少しません。
夏の参議院議員選挙については、「衆参両院で多数派が異なるねじれ国会をつくらないことが最低限の目標」と強調し、非改選を含め、与党で過半数を目指すとしました。
番組は、今月(3月)14日に収録されたものということです。