和歌山県警察本部は、きょう（１８日）この春の人事異動を発表しました。

今回は、今月（３月）２８日に発令する警部以上の警察官と職員をあわせた第１次異動の２４４人と、来月（４月）１日に発令する警部補以下の警察官と係長以下の職員をあわせた第２次異動の８４３人が発表されました。

新年度から、有田(ありだ)警察署を湯浅(ゆあさ)警察署に、串本(くしもと)警察署を新宮(しんぐう)警察署にそれぞれ統合して、有田署と串本署を分庁舎にするほか、県警本部内に子どもと女性、高齢者を守る取り組みの一環として「人身安全対策課」を、災害やテロなどの危機管理機能を強化するため「警備企画課」をそれぞれ設けるなど、５４年ぶりの大がかりな組織改正を受けての人事となっていて、第二次異動の規模は去年より２４０人あまり増えています。

幹部級の主な人事は、和歌山西警察署長に川上和彦(かわかみ・かずひこ)交通部長、刑事部長に大高圭司(おおたか・けいじ)生活安全部長、警備部長に大野矢雄(おおの・ちかお)刑務部参事官兼首席監察官、生活安全部長に高砂浩之(たかす・ひろゆき)刑務部参事官、交通部長に出納延計(すいどう・のぶかず)和歌山東警察署長、刑務部参事官兼首席監察官に的場克郎(まとば・かつろう)御坊警察署長などとなっています。

また警察署長の人事は、岩出警察署長に井上英喜(いのうえ・ひでき)生活安全部参事官、和歌山東警察署長に佐向伸次(さこう・しんじ)交通部参事官、和歌山北警察署長に阪口豊(さかぐち・ゆたか)刑事部・生活安全部・警備部参事官、有田湯浅(ありだゆあさ)警察署長に松本純一(まつもと・じゅんいち)交通部理事官、御坊警察署長に津田陽三(つだ・ようぞう)警備部理事官、田辺警察署長に木村充次(きむら・みつじ)警務部理事官、新宮警察署長に田原正士(たはら・まさし)刑事部理事官がそれぞれ就任します。