県議会IR対策特別委員会開催
2022年03月17日 19時03分
和歌山県が和歌山市に誘致を推進しているカジノを含むIR誘致をめぐる県議会の特別委員会がきょう(17日)開かれ、事業会社の代表らが委員に概要を説明しました。
委員会はきょう午後県庁で開かれ、事業運営会社のクレアベストニームベンチャーズのマリオ ホー代表取締役がオンライン参加したほか、仁坂知事ら県の関係者が出席して開かれました。特別委員会の委員からは運営会社の資金計画についての質問が相次いだほか、運営の方法などについて質問が相次ぎました。
ホー代表取締役は、出資企業など自らが集める資金として400億ドルの資金調達が現時点で可能であることを強調し計画に自信を見せました。委員からは、資金調達が確固たるものであるかなどの質問がありましたが運営会社側は過去の実績や事業の実施に問題がないことを繰り返し述べ改めて理解を求めました。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響については「世界のカジノ事業は回復基調にある。開業への影響はない」と強調しました。県とクレアベスト側が作成したIRの区域整備計画では初期投資額を4700億円とし、これまで出資企業は一部を除いて明らかにされていませんでした。