公立高校入試・合格発表
2022年03月17日 14時49分
和歌山県内の公立高校できょう(17日)、今年の入学試験合格発表が行われ、5246人が春を手にしました。
田辺市学園(がくえん)の県立田辺高校では、午前10時に合格者の受験番号が掲示されると、自分の番号を見つけた受験生や保護者が歓声を上げてハイタッチをしたり、スマートフォンで記念撮影をしたりしていました。
合格した受験生の1人は「人生で一番幸せです。強豪のホッケー部に入って全国大会を目指したいです」と目を輝かせて喜びを語りました。
また、息子が合格したという田辺市龍神村の母親は「高校受験で中学受験の雪辱を果たしました。息子は寮に入るので少し淋しいですが、龍神の子どもは15歳で巣立つので、しっかりと送りだそうと思います」と話していました。
県教育委員会によりますと、全日制県立高校は一般選抜で5260人が受験し、5135人が合格したほか、スポーツ推薦は113人中111人が合格しました。全日制県立高校の追募集枠は796人です。
定時制県立高校では一般選抜で171人中169人が合格し、追募集枠は326人です。
また、全日制市立高校では一般選抜で263人が受験し245人が合格、スポーツ推薦は受験した15人全員が合格しました。追募集枠はありません。
定時制市立高校では、一般選抜は受験した2人全員が合格し、追募集枠は78人です。
追募集の出願受付は、今月(3月)23日、学力検査は今月25日に行われ、合格発表は今月29日の午前10時からです。