3期目表明の尾花市長「出馬にコロナ大きく影響」

2022年03月09日 22時41分

政治社会

和歌山市議会の2月定例会最終日のきのう(3/9)、閉会の挨拶で、今年8月の和歌山市長選挙に立候補する考えを表明した尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、昨夜、記者団の質問に答え、「議員からの提言や市民からの激励を受ける中で熟慮し出馬を決めた」と語りました。

議会終了後、記者団の質問に答える尾花市長(2022年3月9日午後8時)

尾花市長は、3期目を目指す理由や取り組む課題について「もともと2期8年を目標にしてきたので、いろいろな事業が2期8年で終わるように努めてきたが、新型コロナウイルスの出現で、まだまだ日の目を見ないことがある。当選させていただけるなら、そのやりかけているところや、まだまだ効果が表れていないところを最後までしっかりやっていきたい」と述べた上で、「まずはコロナ対策。ウィズコロナ禍の感染対策や経済対策、さらにポストコロナを見据えたまちづくりを進めるとともに、水管橋崩落で明らかになった水道施設の老朽化など、たくさんある長年の課題について、抜本的な解決をはかっていきたい」と語りました。

また、尾花市長は、これまでと同じように、出馬にあたっては、無所属で立候補する方針で、政党からの推薦を得られるよう働きかけていく考えを示しました。

任期満了に伴う和歌山市長選挙は、今年8月14日に告示され、8月21日に投開票が行われる予定です。

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