【新型コロナ】新規感染204人 「若者の感染増加注意」

2022年03月09日 20時50分

社会福祉・医療

和歌山県は、きょう(3/9)、新型コロナウイルスの感染者として県内で新たに204人を確認したと発表しました。県内の累計の感染者数は、これで死亡した106人を含めて2万4637人となりました。

きょう新たに感染が確認されたのは、幼児から80代までの204人で、きのう(3/7)より1人増え、前の週の水曜日より69人減少しました。

きょう発表された感染者の保健所別の内訳は、和歌山市が98人、橋本が42人、岩出が29人、海南が11人、湯浅と田辺が7人ずつ、御坊が5人、新宮が3人、県外が2人でした。

直近一週間の人口10万人当たりの新規感染者数は県全体が166・5人で、きのう(3/8)より7・5ポイント下がりました。

きょう現在入院している人は226人、コロナ用病床の使用率は35・5%で、自宅やホテルなどで療養している人は875人となっています。

また、きょう新たに県内で認定されたクラスターは3つです。243例目は、新宮保健所管内の高校で、生徒8人の感染が確認されていて、今月13日まで2つの学年で学年閉鎖の措置がとられています。244例目は、和歌山市の中学校で、生徒7人が感染していて、きょう9日まで学級閉鎖の措置がとられています。また245例目は、橋本保健所管内の病院で、入院患者と職員あわせて11人が感染しています。すでにクラスターに認定されている施設のうち、県内5ヶ所で、さらに感染者数が増加しました。

県内の感染状況について、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「どちらかと言うと、高齢者の感染は減ってきているが、学校や保育所などの集団生活する場所での感染が増えていて、10歳未満で、熱性けいれんを起こして救急受診するケースも増えている。子どもであっても高熱が出てのどの痛みも激しいので、脱水症状に留意してほしい」と呼びかけました。

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