消火剤噴霧しミニバイク走行か 少年3人逮捕

2022年03月07日 19時08分

事件・事故交通社会

和歌山市の国道でミニバイク2台に分乗して信号無視や渦巻(うずまき)走行をした、パトカーに消火器を投げつけたとして16歳の少年3人がきょう(3/7)、道路交通法違反と公務執行妨害の疑いで和歌山東警察署に逮捕されました。

逮捕されたのは、岩出市に住む16歳の少年と和歌山市在住の16歳の少年2人のあわせて3人です。

警察の調べによりますと、3人の少年は、先月(2月)13日の午前1時頃、和歌山市里の国道24号交差点で、2台のミニバイクに分乗し、消火器の消火剤をまき散らしながら走行したり、渦巻走行したりしました。

110番通報を受けた警察官がパトカーで駆け付け、2台のミニバイクを追跡していたところ、ミニバイクの後ろに乗っていた和歌山市在住の16歳の少年が、消火器を投げつけパトカーの後部座席のドアにぶつけました。

2台のミニバイクは、そのまま逃走していましたが、パトカーのドライブレコーダーや周辺の防犯カメラの映像から、3人を割り出し、きょう、道路交通法違反の共同危険行為と公務執行妨害の疑いで逮捕しました。

警察の調べに対し、和歌山市に住む16歳の少年が容疑を認めている一方、岩出市に住む16歳の少年は「僕はまったく知りません」と供述し、もう一人の和歌山市在住の16歳の少年も、「まったく心当たりはありません」と容疑を否認しているということです。

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