【新型コロナ】県内感染275人、1人死亡

2022年03月05日 18時31分

社会

和歌山県はきょう(5日)、新型コロナウイルスに感染していた橋本保健所管内に住む80歳代の女性1人の死亡と乳児から90歳代までの男女275人の新たな感染を確認したと発表しました。

記者会見で感染状況を発表する野尻技監
(2022年3月5日・県庁記者会見室で)

感染者の累計は、亡くなった105人を含め2万3837人になりました。

現在入院している人は276人、自宅やホテルでの療養者は963人です。

新たなクラスターは1件で、和歌山市内の高校の同じ運動部内で15人の感染が確認されました。

保健所管内別感染者数は、和歌山市が99人、橋本が52人、岩出が50人、湯浅が22人、新宮が16人、田辺13人、海南が12人、御坊が11人となっています。

亡くなった女性は基礎疾患があり、入院中の先週に感染し、治療を受けましたが、新型コロナウイルスが関係して病状が悪化し、きのう(4日)亡くなりました。国基準の重症者は5人、肺炎の人は65人です。

県内で待機者が1000人を切るのは43日ぶりです。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「県全体の人口10万人当たりの感染者も減少傾向にあるが、下げ止まり感がある。人の移動が多い時期だけに再度の感染拡大を懸念している。出来るだけ不要不急の外出、大勢での会食やカラオケなどは控えて欲しい」と引き続き県民に慎重な対応を呼びかけています。

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