【新型コロナ】県内で273人の感染を確認

2022年03月02日 19時05分

社会

和歌山県は、きょう(2日)県内で新型コロナウイルスに感染した90代の男性1人の死亡と、幼児から80代までの男女273人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。県内で7日連続感染者が減少していて、先週の水曜日に比べ131人減少しました。

県によりますと、県内の感染者の累計は亡くなった102人を含め2万3099人です。国基準の重症者は6人、肺炎の患者は79人です。

保健所別の累計は和歌山市が140人、橋本保健所管内が49人、岩出保健所管内が30人、湯浅保健所管内が19人、田辺保健所管内が11人、海南保健所管内が10人、御坊保健所管内が7人、新宮保健所管内が4人、県外が3人となっていて全体的に減少傾向ですが、大阪との結びつきが強い橋本保健所管内では感染が高止まり傾向です。

きょう亡くなった90代の男性は湯浅保健所管内の有料老人ホームに入所していて、先月(2月)14日、施設内での接触が確認されその後発症して治療を受けていましたが、きょう未明に新型コロナウイルス感染症で亡くなりました。この男性は基礎疾患が複数あり、ワクチンは受けていなかったということです。

また新たなクラスターは3件で、橋本保健所管内の小学校で7人、田辺保健所管内の製造業の事業所で5人、和歌山市の障がい者支援施設で6人のとなっていて県内のクラスターの発生件数は232件となりました。

また、これまでにクラスターが発生していた施設3件で新たな感染者が確認されました。このうち橋本保健所管内の病院では新たに5人の感染が確認され、感染者の累計は県内最大の98人になりました。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「感染者が減少していることは望ましい。基礎疾患のある高齢者は体調の変化がわかりりづらいが、普段と違う症状が確認された場合にはコロナを疑ってすぐに医療機関での受診をしてほしい」と話しています。

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