【新型コロナ】新規感染290人「減少傾向緩やか」

2022年03月01日 18時01分

社会福祉・医療

和歌山県は、きょう(3/1)、県内で新たに290人を新型コロナウイルスの新たな感染者として確認したと発表し、これで累計の感染者数は2万2826人となりました。

県内の感染状況を説明する野尻技監(2022年3月1日・県庁記者会見室で)

きょうあらたに感染が確認されたのは、乳児から90代までの290人で、きのう(2/28)より91人増え、前の週の火曜日より36人減少しました。

きょう発表された感染者の保健所別の内訳は、和歌山市が144人、橋本が52人、岩出が29人、湯浅が20人、海南、田辺、新宮が12人ずつ、御坊が9人でした。

直近一週間の人口10万人当たりの新規感染者数は県全体が216・5人で、きのう(2/28)より3・9ポイント下がりました。

きょう現在入院している人は361人、コロナ用病床の使用率は55・7%で、自宅やホテルなどで療養している人は1229人となっています。

また、きょう新たに県内で認定されたクラスターは、229例目となる新宮保健所管内の中学校1件で、これまでに生徒と職員あわせて6人が感染していて、あす(3/2)まで学年閉鎖の措置がとられています。すでに認定されているクラスターのうち、新たに4件の施設で感染者が増加しています。

県内での感染状況について、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「クラスターの発生が減るということは、全体の感染者数も減少に転じてくると思われるので、のぞましい状況。ただ、下がり方が緩やかなので、引き続き感染予防対策の徹底をお願いしたい」と呼びかけました。

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