和歌山放送が県150年記念講演の知事あいさつ冊子を県立図書館に寄贈

2022年03月01日 16時55分

政治歴史・文化

和歌山放送が開催した「和歌山県誕生150年記念講演会」での、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事のあいさつをまとめた冊子が完成し、きょう(3月1日)和歌山県立図書館に寄贈されました。

歌館長(右)に冊子を寄贈する中村社長(左)(3月1日・和歌山県立図書館)

この冊子は、和歌山放送が去年(2021年)9月に開催した情報懇談会「和歌山県誕生150年記念講演会」で、京都大学こころの未来研究センターの中沢新一(なかざわ・しんいち)客員教授の講演「日本文化の源泉地、未来を拓(ひら)く和歌山の知的創造力」に先立って、仁坂知事が講師の紹介を兼ねて行ったあいさつを掲載しています。

寄贈された冊子

冊子は、講演会の参加者から「県の誕生150年にあたる仁坂知事の思いが凝縮された素晴らしい内容で、冊子にして県立図書館に置いてはどうか」という声が上がったことがきっかけで作成されました。講師を務めた中沢さんの紹介から、県行政の進め方、和歌山県の歴史、和歌山県人論、偉大な天才を生む和歌山県の風土について触れています。

きょう午前、和歌山市西高松(にしたかまつ)の県立図書館に和歌山放送の中村栄三(なかむら・えいぞう)社長が訪れ、歌保晴(うた・やすはる)館長に冊子を寄贈しました。

県立図書館所蔵の小原知事が記した「濱口梧陵翁に就て」


県立図書館には、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)の作った耐久舎(たいきゅうしゃ)が県に寄贈された時の記念式典で、大正時代に第18代知事を務めた小原新三(おはら・しんぞう)知事が行ったあいさつが冊子になって保管され、後世の人が読めるようになっています。

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