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【選挙】紀の川市長に新人で元県議の岸本氏が初当選

2022年02月27日 22時38分

政治

新人2人の一騎打ちとなった現職の死去に伴う紀の川市長選挙の投票が、きょう(27日)行われ、即日開票の結果、新人で元県議会議員の岸本健(きしもと・たけし)候補51歳が、同じく新人で、元紀の川市議会議員の候補を破って、初当選しました。

万歳で当選を喜ぶ岸本氏(中央)

紀の川市選挙管理委員会が午後9時26分に発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。
当選 岸本健(きしもと・たけし) 無所属・新 1万8862票
   森田幾久(もりた・いくひさ) 無所属・新 9317票
以上が、この日行われた紀の川市長選挙の開票結果でした。

投票率は、55・16%で、去年(2021年)12月の前回選挙に比べ、3・69ポイント低く、過去最低となりました。当日有権者数は、5万1610人でした。

初当選した岸本氏は、選挙事務所で支持者らを前にバンザイをしたあと、京奈和道から関空道への連絡道路の整備や農業振興、子育て支援などに取り組んでいきたいと抱負を述べ、「身の引き締まる思い」と話しました。また、死去した中村慎司(なかむら・しんじ)前市長の市政運営を受け継いでいく考えを示しました。

岸本氏は、紀の川市出身で、県立粉河(こかわ)高校から拓殖(たくしょく)大学を経て、中学校の教員となり、小沢一郎(おざわ・いちろう)衆議院議員の秘書を務めたあと、2003年の衆議院選挙で当時の民主党から立候補し、比例近畿ブロックで初当選しましたが、2005年の衆議院選挙で落選し、離党しました。そして、2007年の県議会議員選挙で紀の川市選挙区から無所属で初当選し、その後、自民党県議団に加入、4期め途中で、今回の市長選挙に立候補するため辞職しました。また、2019年と2020年に県議会議長を務めました。今回の選挙では、自民、公明、国民民主の推薦を受けていました。

紀の川市では、去年(2021年)12月に任期満了に伴う市長選挙が行われ、当時現職の中村慎司市長が5回目の当選を果たしましたが、先月(1月)13日、病気のため死去しました。今回の選挙は、現職の死去に伴うもので、紀の川市では、2か月あまりで再び、市長選挙が行われました。

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