岩出市水道設備施設の更新に着手新年度予算に基本設計費用盛り込む

2022年02月24日 16時22分

災害・防災社会

岩出市は、老朽化している水道施設の設備更新に5か年間で取り組むことになり、新年度予算に基本設計費用を盛り込むことになりました。

これはきょう(24日)岩出市が新年度事業概要を発表してわかりました。

それによりますと、新年度に基本設計費用として1800万円を計上し、来年度(令和5年度)から更新工事に着手します。

岩出市では敷設から40年以上経過している送水管が延長3・3キロあるほか今回更新を予定している7・6キロの多くが敷設から27年以上経過するなど老朽化が進行しています。

また市内の給水状況を見ますと2か所ある配水池のうち1か所から市内の3分の2の世帯の給水をしていたり、浄水場から直接ポンプで配水している地域があるなど給水システムに偏りがあり課題になっていました。

市では令和2年度から老朽化対策などを検討していて、今年度から更新事業に着手します。来年度から本格的に行う更新事業費は総額24億円にのぼり高額負担になりますが、市では基金を取り崩すなどして対応することにしています。

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