橋本市・280億円の新年度(2022年度)当初予算案

2022年02月21日 16時19分

政治社会

橋本市は、一般会計の総額で280億円あまりとなる新年度(2022年度)当初予算案などを、このほど発表しました。

当初予算案は来月(3月)市長選挙を控えているため、義務的経費や継続的経費を中心とした骨格予算となっていますが、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の促進や、老人福祉施設「国城寮(くにきりょう)」建て替えなどの費用が含まれ、今年度(2021年度)の当初予算よりも4・7%多く計上されています。

歳入は、市税収入が今年度より5・8%増の68億4千万円あまり、地方交付税も2・1%増の83億3千万円をそれぞれ見込んでいる一方、財源不足を補うため、貯金にあたる基金の繰入額が今年度より5・4%多い18億円あまりを計上しています。


歳出は、人件費は今年度並みの47億8400万円あまりとなっていますが、扶助費が社会保障関連経費の増加で今年度より2億5千万円多い57億円あまりに、補助費も老人福祉施設の事務組合負担金などの影響で、今年度より9億9千万円増の48億2千万円あまりとなっています。

主な事業をみると、新型コロナワクチン接種事業に2億3300万円、老人福祉施設「国城寮(くにきりょう)」の建て替え費用に7億8200万円、そのほか、学校の改修や消防庁舎の緊急整備、SDGs(エスディージーズ)交付金事業などが含まれています。

橋本市の新年度予算案は、現在開会中の3月定例市議会で審議されています。

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